禁煙です…「ごめんごめん」、気さくな寛仁さま
読売新聞 6月7日(木)9時4分配信
福祉にスポーツに、様々な方面で交流の輪を広げられた三笠宮家の寛仁さま。ゆかりの人々は、自由を愛され、情に厚かったその人柄をしのんだ。
◆一緒に春スキー
スキーを通じて交流を続けてきた冒険家の三浦雄一郎さん(79)は、「気取ったところがなく、気さくな方だった」と振り返る。
私的な場では、「ともさん」「雄ちゃん」と呼び合う仲。40年以上前から、毎年、青森県の八甲田山で共に春スキーを楽しんだり、自宅にお招きしたりしてきた。次男でプロスキーヤーの豪太さん(42)がまだ小学生だった頃、たばこを取り出した寛仁さまに豪太さんが「うちは禁煙です」と注意すると、寛仁さまが「ごめんごめん」と謝られ、食卓は笑いに包まれたという。
2005年頃に千葉県のゴルフ場で一緒にコースを回ったのが最後になった。「20年でも30年でも長生きしていただき、また山にご一緒したかった」と早すぎる逝去を悼んだ。
◆礼服も自分好み
寛仁さまはおしゃれなことでも知られた。テーラー「金(きん)洋服店」(東京都渋谷区)店主の服部晋(すすむ)さん(82)は、寛仁さまが成人された46年前、成年式で着るための礼服を仕立てた。この時、寛仁さまから「(米国東部の大学で流行していた)アイビールックで礼服、できるかい?」と尋ねられたという。それまで、皇族方から個人の好みで礼服を注文されたことはなく、「形にとらわれない方だな」と驚いたという。
一方で、何度も寛仁さまのこまやかな心配りを実感した。01年に妻を亡くした際には「気を落とさず頑張って」とお見舞いにメモを添えられたという。「あの時、年上の私に『お前さんが死んだ時には、お悔やみの花をあげるよ』と冗談めかして励ましてくださったのに、逆になってしまった」と悲しそうに話した。

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